一言で、不動産屋と言っても色々な業務形態があります。
簡潔には、賃貸の業務を専門としている賃貸業者さん、売買を専門業務にしている業者さん、賃貸の管理を専門業務にしている業者さん、または、上記の業務を全て行っている業者さんなどなど、一言に不動産屋さんと言っても多岐にわかれます。
他にも、色々と業務自体はありますが、多岐にわたるので、とりあえず簡潔にいきます。
よほどの専門店でない限り、どちらの業者さんもほぼ全ての業務を基本的に、行っていると思います。
弊社もこちらにあたります。
では、どちらの不動産屋さんでも同じなのか?
私は、やはり違うと思います。
個々の業者さんの営業スタイルがあると思いますので、方針等により変ってくると思います。
大きく変わってくるのは、担当の営業さんの人間性で、かなり違いが出るのではないでしょうか。
基本的にはどちらの不動産屋さんでも、全国の不動産を取扱うことが出来ます。
(ごく稀にどうしても取扱えない物件もありますが・・・)
物件の取扱いは、どちらの業者さんも横並びと仮定していくと、いったい何が変ってくるのか?
お客様あってのこと、お客様のために全力で頑張るのは、当たり前のことかと思います。
今まで私は、お手伝いをさせていただいた、ほとんどのお客様に対して、どうして私どもをお選び頂けたのか?
お伺いをしてまいりましたが、ご回答として多くいただいたのは
1. 人間性が決めてに成った。
2. 問題を解決する為の、提案が良かった。
などの、一歩踏み込んだ、ひと対ひとの気持ちの部分に対する、お答えが多くありました。
近年、業者よりもお客様の方が、物件をよくご存じなんてことは、多々あるのではないかと思います。
物件取扱数が多いので、安心なんて聞いたことがありません。
売ったり貸したりする側には、取扱い物件が多い方が選んで頂けると、考えている業者さんも少なくないと思いますが、取扱物件が多いことに、こしたことはないですが、多いから本当にお客様の求めている物件が、あるかと言えばどうでしょう??と思います。
お客様が、本当に求めている物件とはなんだろう?
供給側がいくら考えたって、わかる訳がないと思いませんか?
実際に住むのはお客様ご自身で、ライフスタイルに流行りはないのですから。
今までは、この家はこの仕様です。
この家は、このような間取りです。のように
お客様が物件に合わせて妥協をしていく (100%完璧は無いとおもいます)
妥協できるのか?
妥協するべきか?
他にはないのか?
自分たちには、これしかないのか?
などなど、仕事中などの合間に、考えたりするようになると思います。
もちろん、色々と考えていただかないと、お話しは進まないので、考えていただくことは、とても大切なことです。
プロは、この色々と考えていく期間に、どれぐらいお客様の気持ちになり、一緒になって考えて悩んで、悩んで、一歩いや二歩とまるで自分が、あの家に住むがごとく、自分の事のように考えて行けるかで、お客様に対する、言葉や態度また気持ちが変るはずです。
同じように考えていたら、お客様が考えることに疲れているときは、同じく疲れているでしょうし、楽しく、嬉しい時は同じように楽しくて嬉しいはずです。
お客様と気持ちの共有が出来て、初めて可能になることと思います。
不動産の営業は、お客様との共同作業が多いので、お客様の本当の気持ちをお聞きして、共有できてこそです。
仮に、物件が100%完璧であったとして、担当者に対して信用出来ない、不安が残るような状態で、この物件にしようとあなたは決めれますか?
少なくても私だったら、物件が気に入っていても決めないです。
契約して引き渡してをうけて、はい終了ではないと思ってますので。
お客様との御縁が、不動産のお手伝いがきっかけだっただけで、これからがお付き合いの始まりだと考えてます。
信用出来ない人とは、取引が出来ないのが、本音じゃないでしょうか?
長くなってしまいましたが、不動産屋さんはどこでも同じなのか?
文章が下手なので、うまく伝わっているか???
ただのウンチク話になってないか???
心配ですが、少しでも私のお伝えしたいことが伝わり、皆様のこれからの、不動産屋さん選びの参考になればと思います。
最後まで、お読み頂きまして、誠に有難う御座いました。
坂本